MTESとアルティエックス イノベーションズ
マルチ通信対応のIoTプラットフォームを共同開発
~5月9日~11日開催「IoT/M2M展」のアナログ・デバイセズ社ブースでデモ機を展示~

IoT技術開発のMTES株式会社(所在地:東京都中央区、代表者:代表取締役社長 原田 隆朗、以下MTES)とインド系ソフトウェア受託開発のアルティエックス イノベーションズ(所在地:東京都渋谷区、カントリーマネジャ:中川 景介、以下アルティエックス)は、携帯電話網やその他各種無線通信網など多様化するIoT(モノのインターネット)通信ネットワークに対応できるマルチIoT通信機器を共同で開発します。まずは、橋の傾きを検知する「構造物ヘルスモニタリングシステム」を「IoT/M2M展」(2018年5月9日~11日、東京ビッグサイト)で共同展示します。

■多様化するIoTにおける通信方式の影響で機器などの開発が重荷に

IoTにおける通信方式は、LTEや第3世代通信(3G)・第4世代通信(4G)などの携帯電話網、920MHzや2.4GHzなどの無線通信網が混在し、ますます多様化しています。ネットワークにつながる各センサー端末からの情報を、携帯電話網を通じてクラウドシステムなどに送信できる環境では何の問題ありません。しかし、携帯電話網が使えない環境などでは、センサーに集積した情報を920MHzなどの無線通信網でゲートウェイになる通信機器にいったん送信する必要があります。これらの携帯電話網や無線通信網は日々多様化しており、構築するIoTシステムに応じて、その都度通信ネットワークやセンサー端末、ゲートウェイ機器を新たに開発する必要があります。これらの開発に掛かる時間や費用、人員確保などが事業者にとって重荷になるなどの課題を抱えています。

<共同展示する橋のデモ機>

■MTESの信号処理アルゴリズムとアルティエックスのマルチ通信対応のIoT通信システムを統合

MTESは、独自の信号処理アルゴリズムを用いた特許「遠隔通信システム」をJR東日本コンサルタンツ株式会社と共同で取得し、ビルや商業施設などのエネルギーヘルスモニタリングシステムおよび監視カメラシステムを開発してきました。アルティエックスは、組み込み技術からインターネット技術、クラウド分析設計、アプリ開発に至る煩雑なIoTシステム設計をワンストップで開発できることを強みとして、世界6カ国以上でサービスを展開しています。日本国内でもアナログ・デバイセズ株式会社(以下、ADI)と提携し、同社のスマート農業IoTシステムの実証実験などでIoTソフトウェア開発を実施してきました。
今回の共同開発では、MTESの信号処理アルゴリズムとアルティエックスのマルチ通信対応のIoT通信システムを統合して、極めて汎用性の高いIoTプラットフォームの開発を目指します。
このたびの展示会では、建物や橋などの傾きを検知する「構造ヘルスモニタリングシステム」をADIのブースにおいて共同で展示します。これら構造物の経年劣化や老朽化は、社会全体の安全に関わる重大な問題のため国内外を問わず注目を集めています。同システムで採用している加速度センサーはADIがMTESに供給しています。